2013/12/31

【ネコ】大晦日。



ミーの体調が急変してからもうすぐ一ヶ月。
一時は少し回復したかのように見え、喜んだのもつかの間、
この一週間は日に日に衰えていくのが伝わってきます。

今は殆ど動こうとはせず、一日中ミーの様子を観察していても
起きている時間が圧倒的に少ない状態です。

食事はデビフのリカバリーサポートをティースプーンで近づけても
一杯ほどで以降は食べようとしません。
水は目が覚めている時に飲もうとするのですが、
2~3口含んでは飲み込みにくいのか『ゴクッ』と大きく喉を動かし、
その工程を5~6回繰り返して「なんとか」水分補給をしている様子です。




そんな先日、動物病院にミーを連れて行き
水分不足で便が固くなっているみたいだったので、
獣医さんに指で排泄してもらいました。

その後は自宅でも皮下点滴を打てるようにする為、
獣医さんの指導の元でミーに点滴用の針を打ったのですが………



コエエェェェェェ。・(ノД`)・。ェェェェェエエエエ!!!!



『間違えて皮膚を貫通させてしまうんじゃないか』

『針の角度を間違えて筋肉まで刺してしまうんじゃないか』

…とにかく、普通注射を打つ経験なんてあるワケないので尋常じゃないくらい緊張しました。
でも大事なミーの為、ちゃんとミスせず心掛けます。



すっかり自身の気持ちも暗いまま本年の大晦日を迎える事となりました。



……トレードマークだった長毛も栄養不足なのかボサボサになり、
痩せこけてしまったお腹を見て思わず込み上げてしまいました。


でも気持ちを無理矢理でも切り替えないと
落ち込んだ自分の姿をミーが見たらますます不安になるハズ。

来年からは前向きに行動を起こし、
また少しずつでも回復してくれるよう自身も精一杯励ましと出来る限りの努力して
2014年も変わらぬ日々が過ごせるようにします♪


では。

2013/12/25

【ネコ】 何故か風呂場の水を飲みたがる。



相変わらず水をあまり飲む事はなく、
2~3ペロペロと舌に水を含ませた後『ゴックン』と飲み込むのが億劫そう。

しかし、最近はエサを置いてある水の皿よりしきりに風呂場に行きたがります。

当然おフロに入りたい訳ではなく、
浴室の水たまりを飲もうとします…

…何故???



そんな事があってから、浴室の前に洗浄水を入れた桶を置いてあげています。




足や腫瘍など問題は多いですが、
今はとにかく水分不足でまた脱水症状になり兼ねない状況なので、
皮下点滴を覚える事と水を飲める工夫を考えてあげたいと思います。


では。

2013/12/24

【ネコ】 今日も動物病院。



ミーの先週から本日に至るまでの様子はというと、
僅かですが食欲と水を飲む量が増え、今日の朝はなんと

「足を引きずる」状態から

「つま先以外を動かす」ようになりました!

まだヒョコヒョコ歩きですが数週間ぶりに歩く姿を見て最初は本当に感動。
・・・とはいえ、つま先に体重をかけて歩いてるから指先への負担が凄いハズ。
なので移動しようとしてるときは抱っこしてあげたりして、極力安静させております。




そして火曜日になったので本日も動物病院に行ってきました。

獣医さんにも経過の様子を診てもらったところ、
まだ水分が足りてないものの初診の頃と比べるとかなり回復しているとの事。


足を引きずっていた症状は結局分からずじまいでしたが、
もうしばらく様子を見て、つま先ではなくても歩けるようになれば
今後は腫瘍の診察に取り掛かる予定となりました。


腫れている部分を毛繕い等で舐めてしまうと雑菌が入ってしまうので
今日はお腹周りの毛をカットしてもらい、「犬用」の服を着させる事になりました。



それでチョイスした服&着させた結果がコチラ。



写真-2013-12-24-18-50-07


クッソきゃわわ!!


最初は服を着させると嫌がるかなァ・・・と思っていたのですが、
本人は殆ど気にしていない様子。



そろそろ年末を迎えるということで次回の診察は大晦日・・・というのはさすがに大変なので、
29日にもう一度動物病院に連れて行き、皮下点滴を自宅でも出来るように
獣医さんの前で指導してもらいながら初挑戦する予定です。

・・・注射を打つなんてまず経験しないから正直心配(((゜д゜;)))


では。

2013/12/17

【ネコ】 あれから13日経過。



足を引きずるようになってから本日で13日が経過しました。
現在の状況はというと・・・

201312171807.jpg

こんな感じ。

足が不自由になったとしてもミーは動きたい様子で、
その度に足を引きずっていると痛めてしまうと思い、
動物用の靴下を履かせてあげました。



殆ど足が動かない状態からもうじき2週間とあってか、
ミーの右足に触れると太ももが痩せ細ってる感触があり、

「あぁ・・・もう元気に走り回る事はないんだろうな」

と靴下を履かせる度に痛感させられます。



ですが体調は本当に少しずつですが回復しており、本日の動物病院の診察で
懸念していた『肥大型心筋症』の可能性はほぼ消えたようです。

一週間前まではミー自身が体調を悟っているかのように
ネコ用ベッド(家タイプ)の中でジッとして、
動く時は水を飲むかトイレに行くのみでしたが
ここ数日は朝になれば窓際に移動して日光浴をしたり、
相方のミューの後をついて歩いたり、
夜は以前のように私の布団の中に入ってくるようになりました。


とはいえ、体調はまだ万全ではないので
不自由となった右足の原因等の診察はまだ後回しな状況ですが
今後も可能な限り介護を努めていく予定です。




ちなみに今ではすっかり元気いっぱいどころか
最近、食い意地が凄いミューはというと・・・

201312171827.jpg

もはや毎年恒例となったストーブの上で毛の物体化となってます。


では。

2013/12/10

【ネコ】 三度目の動物病院。



日曜の退院から翌日。
心配されていた食事は、一回の量はスプーン一杯大程度と少なめですが、間隔を空けて数回与えていた結果、一日一缶食べてくれるまで回復しました。



そして本日、三度目となる動物病院の診察。



まずは先日の自宅安静の経過を報告。

次になんとか食事が出来たという事で、念のため入院時から右腕に刺していた点滴接続用の針を外してもらい、遂にエリザベスカラーから解放!

次に脱水症状の再発を防ぐため背中に皮下点滴を打ってもらいました。

最後に今後について。
『肥大型心筋症』の可能性は本日で更に可能性が低くなったそうですが、
後ろ足の麻痺はミーの体調がもう少し回復したら検査を行うとの事。

あとこの3~4日だと思うのですが首のリンパ腺辺りにも大きな「しこり」が出来ていました。
��食事の際にエリザベスカラーを外そうとしたら気付きました…)

その「しこり」は恐らく乳腺腫瘍の転移だろうと仰っていました。
腫瘍については年齢的にも抗がん剤も負担が苦しいだろうと獣医さんと話し合った結果、
出来る限り痛く苦しまないような処置のみに留める事にしました。



そんな会話を終えた後、先日から与えていた病院推奨用の缶詰を一週間分購入して病院を後に帰宅。



その帰宅途中、病院から外に出ると午前中だけだと思っていた雨が「お天気雨」状態で降っていました。

とはいえあまり雨量も多くないので徒歩で自宅に向かっている途中、思わぬ光景が。



※ 実際はもっと鮮やかでした。


ミーの体調が良くなった感動と相乗して帰宅途中思わずポロリと涙してしまいました(;_;)

『腫瘍・食欲不全・後ろ足麻痺』と僅か数日でやつれてしまい、
ミーを入れたキャリーバッグも軽いのが実感できます。

でも虹が見れたように少しでもミーの気持ちも晴れて、
無理しない程度に『普段の穏やかな一日』を
一日でも多く過ごして欲しいと改めて思いました。



無理しない程度に頑張れ、ミー!!



ちなみに・・・ミューの様子。

若干かまう機会が減ってしまったせいか、普段以上に甘えてくる…(˘̩̩̩ε˘̩ƪ)


では。

2013/12/08

【ネコ】 ひとまず退院。



先日は大変深刻な通知を獣医から伝えられ、
そして今日はミーを引き取りに向かう途中、胸中は複雑な想いで一杯でした。

診察の待合から呼ばれ、1日ぶりにミーと顔を合わせた途端、
よほど寂しい&慣れない環境が嫌だったのか私の顔を見てガン鳴き。

「あぁ・・・やはり自宅が一番だよな、ゴメンよ・・・」

と心の中で謝り、獣医さんの入院経過と現在の状況の説明が始まりました。

先日での時点では高確率で「肥大型心筋症」だろうと判断していたらしいのですが、
獣医さんによると仮に「肥大型心筋症」だった場合、悪化の進行が早いから
足を引きずり始めた12月4日から4日も経過してるとなると、もっと目に見えて衰弱するとの事。
そして足が未だ麻痺してるとはいえ、肉球の色が悪くならず、多少は動かせてる様子。

その事から「まだ断定は出来ませんが、肥大型心筋症による血栓とは違う問題かも知れません」と説明されました。
なのでヘルニア等の可能性も考え、今後はMRI(断面レントゲン撮影)を使用して
足を引きずる原因を調べていく事になりそうです。




・・・そんな説明が終わった時、少し胸をなでおろしました。




その後、今後の予定について話を聞きました。

何度も点滴の針を刺すのは負担も大きいとの事なので、
針(点滴を接続する部分)は刺したままにするから
エリザベスカラー装着で安静させておくように伝えられました。

そして推奨されたペーストタイプの缶を与えてみて、
食べる or 食べない」で予定が変わってきます。

② ご飯を食べた場合
明日は自宅にて安静してもらい、処方された薬を与える。
明後日の朝もご飯を食べるようなら、日中に病院に行き点滴用の針を取る。


① ご飯を食べない場合
明日の朝にまたミーを病院に預け、午後18時まで点滴。
その後は自宅に連れて帰って安静。


・・・といった内容。
(自宅にて広告デザインを行っている故にそういった時間の都合は
平日でも問題ないのが唯一の救いだと改めて感じました。)





獣医さんからの説明も終わり、1日ぶりにミーが帰宅。

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帰宅直後の様子。


やはり安心できる我が家なのか、
帰宅して10分もしないうちに完全にリラックスモード。
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しかしエリザベスカラーが邪魔なのか、
寝る姿勢がしっくり来ない様子。


その後、試しにご飯を食べれるのか一口スプーンに載せて近づけたところ、
最初は舌で鼻をなめる仕草だけでしたが、ペロッと舐め始めた途端ものっそい勢いで食べ始めました。


ミーが食事をしてるのを見たのは実に4日ぶりでした。
まだ容態が悪化する可能性があるとはいえ、それでも本当に、本当に良かった・・・。


無事食事してくれたので、次回の診察は明後日。
明日は仕事の時間を控えめにしてミーの看病に努めたいと思います。









今日は一転して少し穏やかになれましたが、
昨日の展開で自身は覚悟が出来ました。

たとえ突然の容態悪化したとしても
少しでもミーが苦しまず、幸せだったと思ってもらえるよう
猫2匹と私、一緒にこれからを過ごしていきます。


では。

2013/12/07

【ネコ】 肥大型心筋症との診断。



現在はまともに記事を書けない心境ですが、
この出来事は「記録として残しておきたい」気持ちがあったので投稿しました。



本日、改めて動物病院でミーを診察してもらいました。

20131207_01
入院する直前の様子。
ふくふくだったお腹はすっかり痩せてしまい、体重も2.93kgしかありませんでした・・・。


数時間の診察の結果、ミーの後ろ足が動かないのは『肥大型心筋症』という
全ての猫に起こる可能性がある「心臓の病気」でした。

足が動かなくなる理由は心臓の血栓が心臓から遠い「後ろ足」に出来、
血液が流れず麻痺するからだそうです。

診察で麻痺した方の足の爪を切り、出血があるかで血液が流れているのか
確認を行うそうなのですが、ミーの爪を切ったところ少々の出血はあったものの、
やはり健康なネコほどではない事から『肥大型心筋症』と診断されました。

この『肥大型心筋症』は発病の原因も分からず、
発病してすぐは症状や変化も特にないので飼い主さんも気付かず、
ミーのような「足を引きずる」「急に苦しみだす」状態で
初めて気付き、診察に訪れる方が多いようです。

そして「足を引きずる」「急に苦しみだす」といった症状が起きた頃には既に手遅れの場合が多く、
最悪もって数日・・・良くても長生きは出来ないとの事でした。









唐突に言われた内容と、その予想もしていない事実に自身は頭の中が真っ白になり、
泣き出したい気持ちを抑えることで必死で、獣医さんの応答にもしばらくはうまく答えられずにいました。

少し落ち着いた後、本日は事前に入院を勧められていたので、
「入院する様子をご覧になられますか?」と言われたので一度入院する環境・様子を見に行きました。

普段の生活ではまず馴染まないゲージの中で、点滴とエリザベスカラーで不安なのか嫌なのか、
ミーは自身の顔を見て「ここから出して」と訴えるように懸命に鳴き続けていました。

その様子を見て、やはりミーが安心できる我が家で・・・とも思ったのですが、
脱水症状も見られていたので1日だけ預かってもらうことに。



その後、自宅までの帰路で色々と想像してしまい、その度に何度も涙が込み上げて来ました。



まだ文章を書いていると何度も涙が溢れてくる心境ですが、
今後はどう向き合っていくのか、
自身もこの事実に受け入れて、少しでもミーが苦しまず、
限られた時間の最期まで幸せでいて欲しいと思います。





最後に2日前にミーの状態を見て「少しでも記録に残さなくてはならない」と感じ、
ミーが足を引きずりながらも水を飲みに行く様子を録画しました。

同じような症状で調べている方や、また全てのネコに発症する可能性があることから
「こうなる前に早期診断して同じ不幸を味わって欲しくない」という気持ちで投稿しておきます。




ミーの出来事をブログでも残しておきたいので
今後も非常に重い内容が続きますがご了承下さい。

2013/12/05

【ネコ】 ミーの様態が悪くなる、・・・今年で18歳。



先日の早朝、「ズリ・・・ズリ・・・」と何かを引きずる音に目が覚めました。
音のする方に目を向けると、我が家の2匹の猫「ミー(長毛の方)」が右後ろ足を引きずってました。
『夜までは普段と変わらず相方のミューとじゃれ合ったり、
歩き回っていたハズなのに何故?』

と歩くのが懸命な状態で足を引きずっているミーを見て、
どうしたらいいのか分からずパニックになりました。

写真-2013-12-04-20-29-25
※ 歩くのがしんどいのかネコのベッドで熟睡してる様子


��年前、相方のミューも容態が悪くなった事があります
その時は動物病院にて診断してもらった結果、
心臓の弁に僅かな隙間が出来てしまう『弁膜症』という病気でした。
年齢的にも心臓手術するには体力が難しいとの事なので、
当時から現在に至るまでお薬で血圧を抑えています。

それからミューの病状はすっかり回復し、
すっかり『年齢』と『病気』を忘れていた先日、今度はミーに起こりました。


それでつい先程動物病院に向かい診察してもらったところ、
獣医さんが見つけたのですがレントゲン撮影する際にミーの身体に触れていたら、
どうやら一番下の乳房に『腫瘍』らしきものがある様子。

悪性かどうかはまだ不明ですが、仮に『腫瘍』だった場合、
足が動かないのは『骨肉腫(こつにくしゅ)』という骨の腫瘍である可能性もあるとの事。
そして、その骨肉腫は老猫に起こりやすく、悪性の確率が高いそうです。












・・・正直、ウチの猫に限ってそういった病気とは無縁と思っていただけに、
その話を聞いた後、頭の中が真っ白になりました。

その後、特に痛がる様子もなくネコのベッドからコチラを見て
『甘えたい』と鳴くミーを見ながら涙が溢れました。

普段ならそのまま膝の上に乗ってノドを鳴らし、気持ち良さそうに寝るのに、
足を引きずって歩くのがしんどいのか近寄る様子はありません。



��年前に起きたミューの異変から
『見た目は全く昔と変わらないけど、
もう歳なのだから「その時」が来たら受け入れなくては』

と決意していたのですが、唐突に異変が起こり
その後日には「腫瘍」という思いもしないキーワードにはさすがに動転しました。

すぐに「悪性です」と判断するのはまだ難しいみたいですが、
どんな結果になろうとも今日を境に事実を受け入れる覚悟を持とうと決意しました。




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18歳・・・人間で言うと88~90歳だそうです。
「文字通り」18年間を共に過ごしてきたのだから、
これからもずっと最期の最期まで離れず、共に過ごしていこうと思います。