2018/09/04

MHW (PC) - 初めてのMOD作り ~前編~




まずはじめに


MODは完全自己責任です。
MODにより他プレイヤーにも影響を及ぼす可能性があるのでシングルプレイまたは
MOD導入している事を説明して了解を得たプレイヤー(フレンドなど)だけに限定し、
救難信号やパブリックのマルチプレイは控えましょう。


前回の記事でもお伝えしたように現在Steam版 MHWは
ゲームバランスを崩壊しない裁量でMODを導入して楽しんでおります。

流石にPS4版で既に2周もしてればすっかり飽きてしまうものですが
MODのおかげで3周目が一番楽しいと感じてるこの頃。

日々少しずつではありますが色々なMODがリリースしています。
自身は衣装・装備系MODが特に好みで、新しいMODが登場しては
気分転換に装備デザイン書換MODを利用してます。



‥‥‥そしてそんな装備系MODに対して私はちょっとした願望があります。
それは過去に好きだったゲームのキャラクター衣装を導入してみたいということ。

TESシリーズやFalloutシリーズはMODの作品が圧倒的に多く存在しますが、
かつてそれらをプレイしていた頃はMODで楽しめたものの、
先ほど述べた自身の該当に当てはまるものがありませんでした。

「ならば自分で作ればいいじゃない!」と思いつくのですが、
Blender等のMODを編集するにあたって必須3Dモデルソフトをいじっては
結局全く理解できず挫折‥‥‥というのを繰り返していました。

なので"ちゃんとした"MODを一つも作ったことがありません。
(ただ一つあるとすればMinecraftのバニラスキンを弄ったくらい)



そんなMHWでも同じ症状が起こり、
今度こそ諦めず粗末な出来栄えでもやり遂げようと決起。

それからMHWのMOD作成についてアレコレ調べていると、
そもそもNexusmodsにテクスチャーを張り替えられるツールが
既にリリースされている事を知る。

■ Texture Converter
https://www.nexusmods.com/monsterhunterworld/mods/50


この紹介動画を見ているとPhotoShopで編集している事に気付き、
それならグラフィックデザインで生計を立てている自分でも出来るかも‥‥‥?

ということで既にリリースされているMODを解体したり動画を漁ったりして独学開始。



数時間後、テクスチャの張り替えはある程度理解できたところで、
次はいよいよどんなMODを作るのかテーマを決める。



そこで私はふと考えました。

"ハンティングアクション"なるジャンルを生み出したMHシリーズ。
マンガやアニメ、他ゲームタイトルとこれまで多くの他の作品とコラボして来ましたが、
自身はいまいち納得いかない点があります。

それはせっかく"ハンティングアクション"の土台を作ったのに、
一切派生作品とコラボしないこと。

MHWでFF14とのコラボを発表した時も
「そこじゃねぇよ!!」と思わずツッコんでしまいました。

それこそゴッドイーターとクロスオーバーしてヴァジュラとリオレウスを
交換してくれた方が異なる操作性でハンティングを行う新鮮さが生まれるのでは?
と自身は思っております。
(流石に討鬼伝のコーエーテクモとは企業間で色々あり過ぎたから無理は言えません)

そんなコラボについて思い返しながら自作MODのテーマを考えていたら、
ふと一つのテーマが決まりました。



"Soul Sacrifice"なんて一つどころかメチャクチャクロスオーバーしてたじゃん!
     ↓
そうだ、ならば"Soul Sacrifice"の何かを作ろう
     ↓
流石に自作でモンスターなんてどう考えても無理だから、
テクスチャの張替だけしか出来ないけど衣装を真似よう!



‥‥‥ということでさっそく制作開始。

今回起用したモデルは"Soul Sacrifice DELTA"の赤ずきんことメイジー(英名:Similia)。
選んだ理由は衣装の色気、雰囲気ともにどストライクだから。


次にMHWで存在する形状の似た装備のチョイス。



‥‥‥が全くと言っていいほど該当なし!

唯一イケる!と思ったのがゼノα頭ですが、上記画像でもわかるようにフードの上に
王冠のようなものがあり、王冠のテクスチャ自体を除去することは出来ても
発光部分のグロー効果は消せないため頭上で何か光ってるみたいな状態になったため却下。


※ 画像はPS4版です。

更に追い打ちをかけるようにMHWではメイジーのようなスカートは存在せず、
強いて挙げるならばブロッサムくらい。Steam版にはまだブロッサムはないので
これも却下。



‥‥‥なら結局無理じゃん。

この言葉が脳裏に浮かぶも、毎度の挫折するパターンだけは避けたかったので、
せめて形状は無理でも色とパッと見の雰囲気くらいはやってみようと思いとどまる。



悩みに悩んだ結果、アヴァロン系で所属してても違和感が全くない
ウルズαシリーズをいじることに決定。(魔:75くらいありそう)

ここから不要なものを除去して全体の色を赤に変えていきます。



自身の計画は以下のようになりました。

まずは頭。この手のゲームではお決まりの角、棘をとりあえず付けとけばいい的な
デザインを徹底的に否定(除去)。

無駄に生えてる棘とケープのような部分、およびボロ布の部分を全て除去。

腰はメイジーのイメージからかけ離れているので短くカット。
更に両側面の布は思い切って除去。

ウルズα足は装甲部分が腿まで伸びているので、
ストッキングの長さが似ている(だけ)のジャナフαをチョイス。



そして完成したものがコチラ。
(制作過程をイチイチSSなんかしていない)



ハッキリ言って似てないので、ただの赤ずきんモチーフのウルズαと命名しました。
とはいえ今後も引き続きブラッシュアップの予定なので"汚名挽回"したい(ジェリド感)

オリジナルはフードが目元深くまで垂れていたので、少しカットして顔が見えるように調整。
胴の布系は全て除去しました。胸元バックリ。

腰はどう頑張ってもスカートにはならないため、開き直って装甲部分を赤色に変更。
せめてどこかにメイジー成分を含めたかったので苦し紛れに
ジャナフ足のストッキング柄を変更して少しでも似せる。



アップだとフードのエイリアスが気になりますが、これはそもそもアンチエイリアスがあまり効かないMHWが悪い(言訳)。


操作時のカメラ距離だとこんな感じです。



ギルドカードだとこうなります。(何気に環境生物は既にコンプリート)




演出込みの画像。MOD制作を熟練した方だったら
もっとクオリティの高いものになるのだろうなァ‥‥‥
と思うと泣きたくなります。



最後に実際にプレイしている時の様子。
※ 紹介動画なので適当に一発撮りの内容です。そのためプレイヤースキルは気にしないで下さい。



過去いろんなゲームのMOD制作に興味を持っては挫折を繰り返し、
ようやく初めてMODを導入できるところまで制作できたことに満足。

当初のコンセプトであるメイジーを出来る限り雰囲気を寄せたいので、
今後は残る腕装備を作成して"幻惑師の右腕"に近いパーツを作成する予定です。



最後にMODの配布についてですが‥‥‥どうしましょう、作りが荒いというか
独学で見様見真似で作っただけに他のPCで正常に動作しない不安もあるので、
現時点では「ひとまず腕装備が作り終えるまで」一時保留しておきます。



■ 2018年 9月 6日 追記
Nexusmodsへ投稿しました。

リンクはコチラ
■ Vaal Hazak (a) Red Riding Hood
https://www.nexusmods.com/monsterhunterworld/mods/125


2 件のコメント:

ねまき さんのコメント...

こんにちは!
かっこいいですね。参考にさせて頂きます。
mod作成の参考になるサイトなどはご存知でしょうか?
ブレンダーでモデル、モーションまで作れたのですが、どのファイルを置き換えれば良いのか、などが知りたく。。。
もしご存知でしたら教えてください。

Unknown さんのコメント...

心当たりがあるのですが、まだモデルのエクスポートまでいけてないです。よければ情報を共有しませんか? ▷ねまきさん