2020/09/19

MHW:IB (PC) - 2年前に思い描いたMODを改めて制作 ~ Phase.1



前回、前々回の記事では試験的にBlenderを使用してゼロからモデル(下着)を制作しました。
参照記事 - MHW:IB (PC) - モデルデータの完全自作に挑戦 (前編)
参照記事 - MHW:IB (PC) - モデルデータの完全自作に挑戦 (後編)

「Blenderってこういうことできないの?」と疑問に思ってはwebで調べて試行錯誤したりと現在も独学を続けています。
ただ何かを制作してみない限りは新たな疑問・機能を知ることはないと思い、今回からキャラクターの装備一式を制作してみようと計画を立てました。

今回選んだデザインは2年前に思いついた「Soul Sacrifice DELTA」に登場するキャラクター"赤ずきん"。(名前はメイジー)
理由は2年前にも述べましたが、今までプレイしてきたゲームの中で最も好きな衣装デザインだから。

当時はまだPC版MHWがリリースして1ヶ月も満たない頃もあってMODの制作に関するツールも殆どなければ、肝心の自身が『Blenderを使用する』という行動に至らなかったため、Photoshopでテクスチャの一部を除去したり色調補正を行う程度の粗末な内容でした。
参照記事 - MHW (PC) - 初めてのMOD作り ~前編~



しかし、現在は公式から高解像度テクスチャパックの配信や、BlenderのアドオンといったMOD制作に関わる素材・ツールが多く備わっていること、
何よりも私が半年程度の経験とはいえBlenderを使い始めたことで「こんなMODを作りたい」と2年前の願望を叶えることが出来るのではないか?・・・と。



メイジーの参考資料として実際にゲームで確認してみたのですが、VITAの解像度では全く参考にならなかったため上記に添付しているメイジーのフィギュアをベースに作ることにしました。
このフィギュアはかつてブログでも記載したのですが、モデル制作にあたって実物を見て確認できたら・・・なんて脳裏にチラついたり。
ですが自身はあまりフィギュアに興味ないことと、MODのモデル制作だけのためにフィギュアを買うのはちょっと・・・という現実的思考が勝っています。
【外部リンク】ユニオン広報ブログ - 鮮やかな赤の虜……ソウル・サクリファイス デルタ レッドフードがHdge(エッヂ)シリーズから登場!!



前回のモデル(下着)制作では「ブログに記載する」ということをすっかり忘れていたのですが、今回ばかりは『ゼロから作り上げた!』という記録にもなるのである工程ごとにスクリーンショットに保存して残しておこうと思います。
ちなみに前回、前々回でGoogleから注意を受けた画像対策はわざわざ1枚ずつPhotoshop開いて加工するのも面倒だし絵面がヤバかったので行わないことにしました。
もし再度通知が来ても「これエロじゃねーから!クリエイター(趣味)としての工程記録だから!」と返信して、それでも何か言われるようなら加工した画像を再アップロードする予定です。



まずは胴装備のボンテージっぽい部分から着手。
これまで同様に素体はパッション装備から流用しています。メッシュの作成工程は前回の記事と酷似しているので渇愛(火属性2100)・・・もとい割愛。
なお、この時「MHWの女性キャラクター体格wwwwwwこれじゃこの衣装の再現は無理wwwwwww」と気付きます。
素体のメッシュをいじってスリムな体型や腰の位置を変えることは可能ですが、個人のコンセプトは「MHWとクロスオーバー」であるためこの時はいじらずに続行。


今後はメイジーのようなモデル体型は無視した柔軟なアドリブ力(ちから)が必要だと認識した瞬間でした。
(討鬼伝:極で配信されたレッドフード衣装はプロポーションに違和感がなかったのでMHWでもイケると思い込んでいた模様)


衣装の調整を行えば行うほど『胸周りは変形させないと違和感がハンパない』ことから上記のコンセプトから脱線して急遽体型をいじることに。
上記画像ではMHW女性キャラクター特有の突き出したみぞおち(鳩胸?)を凹ませて、乳房の位置をずらし肩からの曲線を意識した体型に変更。
これ以上変形すると先ほど述べたコンセプトが崩壊するのでここまでに留めました。


「未熟なBlender制作方法が原因でゲームに反映できない」というオチを避けるべく一旦ゲーム画面でテストした時の様子。
テスト用でウェイトやテクスチャの調整は即席で行ったのですが、ノーマルマップでもないのに簡単に描いたブラシが思いのほか陰影を与えている印象を受けました。
コチラは脇などの貫通が気になったのでウェイトを微調整した時の画像。
これならばノーマルマップといったテクスチャ全般に注力すれば「いけなくはない」という結果にはなりそう・・・と微弱ながら希望が見えました。(幸いなことにPhotoshopなら得意分野)


前向きになった気持ちを勢いに今度はボンテージの背中部分に着手・・・しようとした時、背中が見える画像がコレしかないという障害が発生。
アドリブ力(ちから)と想像力(ちから)で精一杯工夫した結果、こうなりました。
しかし、この時はまだ「この想像で衣装を成型するとどうなるか?」という1手先のことを考えていない結末を迎えますが、それはまた後日記載。
正面と同様にテスト用のウェイトとテクスチャを反映させたゲーム画面。


この時点ではまだ完成度に高いも低いもない状態なので自身が納得できるクオリティになるのかどうか不安ですが、
せっかく本格的(?)なモデル制作に着手したのだから中途半端で諦めずに工程を進めたいと思っております。



Phase.2へ続く - MHW:IB (PC) - 2年前に思い描いたMODを改めて制作 ~ Phase.2

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