2018/09/26

【ネコ】 ミューの一周忌



今日でミューが他界してから一年が経ちました。

現在は二人分収まる大きさの仏壇を購入し、生前好きだった食べ物と
牛乳用で愛用していたグラスに毎朝水を入れてお供えしてます。

毎日最低でも一度は猫達の事を思い出します。
自身にとっては22年間片時も離れることなく共に過ごしたかけがえのない家族だから。





あれから自身の環境・心境が変化しました。

ドアや襖を猫が通れるくらい隙間を空ける癖や、
猫達が好きだった場所に視線を向けてしまうことが辛く、
ミューの他界から三か月後に引っ越ししました。

新居に住み始めてからはそういった自身の仕草はなくなりましたが
反面、現在の住まいに猫達の面影が全くないので寂しくなる時があります。
けどあの場所に住んでいたらもっと心を閉ざしていたことでしょう。

それでもふとした時にTVボードやテーブルの下に目線を向けてしまうことがあります。
家具は引っ越し前から変えていないので面影が薄っすらと残っているんだなと感じました。
なので家具は恐らく余程酷くならない限りは買い替えないと思います。





心境の変化について特に感じたのは、"死"という言葉を拒絶するようになったこと。
「自分が死ぬ恐怖」とか「死後の世界」そういう類ではなく、
その言葉を聞くだけで猫達の最期を思い出してしまうからです。

自身はゲームが好きでもっぱらヒマあればゲームをやっています。
ゲーム(特にFPS)を好む方は「死んでしまった!」「〇〇死んだ!」「敵を殺した!」といった
物騒なワードを割と自然に発していますが、自身も数年前までは同様でした。
ですが現在は「倒した or 倒された」と言っています。

これは3年前、先に他界したミーの頃から意識して避けるようになってましたが、
ミューが他界して以降は可能な限り"死"という言葉自体を拒絶するようになりました。





猫達がいない生活が始まって1年。

やはり叶うことならもう一度、たった一度だけでいいから猫達に会いたいです。
二人の鳴き声、身体に触れた手の感触、抱えたときの重さは今でも鮮明に思い出します。





そんな考えが過る度に映像や写真を見て振り返るのですが、
今になって「何でもない日常の風景だったとしても、もっと撮っておけば良かった」と後悔しています。
たとえ見栄えと変化のない日常の写真や映像が何千、何万となっても今ではもう撮ることすら出来ません。


以前猫達を収めた写真・動画をバックアップしていた時にふと思ったことがあります。

それは現在はスマートフォンでいつでも気軽に高画質・高解像度で映像も残せるので、
今から飼い始めた方々を凄く羨ましく思うこと。


生後3週間頃のミーとミュー

ミーとミューが生まれたのは1995年8月。
その頃のカメラはインスタントカメラ(写ルンです)が主流で、
ビデオカメラも自身の家庭にはありませんでした。
(あったとしても当時は当然VHS)

なので最近ペットを飼い始めた方に伝えたいことがあります。

今はHDDの容量も年々大きくなってたり、BD-Rでたくさん保管もできるので
高解像度でたくさん記録してあげて下さい。
何でもない風景だったとしても、当時を"記憶"ではなく"その目"で
振り返れるのは写真と映像だけです。




よく友人や家族から"ペットシック"と言われ、精神的に参っていることから
「新しい猫を飼い始めてみては?」と勧められます。

ですが、自身はどうしてもその考えを受け止めることはできません。

自身にとって小学生の頃は"兄妹"という感覚で、
20歳を過ぎると"子供"という感覚でした。
"ペット"という感覚はなく"兄妹でもあり子供でもある"存在です。

「また新しく動物を飼い始めました」という人はいますが、
否定するわけではないけど自身にはそう割り切れそうにありません。

この先、二度と動物を飼うことはないでしょう。





少々重めな今回の記事になってしまいましたが、
今後猫に関する記事を書くことがあるとすれば誕生日か命日くらいになってしまうし、
それはそれでまた重く悲しい心境になってしまうので
猫に関する記事はこれで最後にします。

遡ること約10年‥‥‥当時はAmebaでブログを記載しており、
その頃からたくさん二人に関する記事を投稿して来ました。

今回の記事の最後に文中でも述べた「写ルンです」という
時代を象徴したカメラで撮影した二人が若かりし頃をいくつかアップ。

当時はたくさん写真を撮りたくても自身は小学生だったから
何度もインスタントカメラと現像料を払うほどの財力はありませんでした。
二人が小さい頃の写真をあまり残せず本当に悔しく思います。












ミーとミュー、改めて22年間のありがとうと愛をここに込めます。


2018/09/06

MHW (PC) - 初めてのMOD作り ~後編~




まずはじめに


MODは完全自己責任です。
MODは他プレイヤーにも影響を及ぼす可能性があるのでオフラインで利用し、
用法・用量、マナーを厳守しましょう。


前回の記事で紹介したようにMOD制作を初めて挑戦したのですが、
あれから少し調整を行いました。



まず腕装備について。

今回は"あくまで"Soul Sacrifice DELTAのメイジーをコンセプトにしてるので

こんな感じの腕装備を作ろうとしてました。

前回でもお伝えしたように当初は"幻惑師の右腕"みたく右腕だけを
変化させたりと色々計画してたのですが、MOD制作初心者の自身には
どうすることもできず断念‥‥‥。

というのもMHWにある腕装備はどれもキャラクターの腕よりも
一回り大きいデザインがほとんどで、メイジーのような見た目に
流用できる装備がありませんでした。

結果、今回はウルズαの胴装備が元々ロンググローブ仕様なので
そのデザインを変更することに。



それからはテクスチャの制作等意外と順調に進んだのですが、
完成後テストでMOD導入してみたところキャラクター操作時に
一部肌が貫通して露出してしまう問題が発生。

これは恐らく元々ウルズα胴装備の腕部分が
「穴の開いたボロ布」であることが原因のようで、
どうにか解消しようとしたのですが

「このテクスチャはこの部分貼り付けますよー」と指名するファイル
(グラフィックデザインはやってても3DCGの経験がないので用語を知らない)

これをどんなMOD制作者でも現在未だ解析できていないとの事。




そのためやむを得ず手袋?を前腕部まで短くすることに。
(また、腰装備にある布部分をフードの色に合わせて微調整してます)



色々試しつつ改善したい部分が多々ありますが、
MOD制作の一発目なのでとりあえず今回の制作はここで終了。





これまではTES, FOといったゲームをプレイ中
「こんなMODが欲しい!」
「MODであんなことできたらいいのに」
と無いものねだりで作られるのを待つ&願っておりましたが、
いざ自身で作ってみるとここまで大変なものなのかと痛感。

特に「こうやってテクスチャを貼り付けているのか」
とゲームを制作する際に行っている作業を体験したいい経験になりました。
‥‥‥ゲーム開発の技術ってすごいんだな



最後にこのMODについてですが、
色々悩んだのですが"お試し"でNexusmodsに投稿してみることにしました。
もしMOD導入によるバグやトラブルがあっても、
にわかの自身では対処できそうにありませんので予めご了承下さい。

Nexusmodsはコチラ

■ Vaal Hazak (a) Red Riding Hood
https://www.nexusmods.com/monsterhunterworld/mods/125

今回をキッカケにただのテクスチャ張替とはいえど、
いい経験になると同時に意外と楽しく制作できたので
今後も何か思いついたら"自己満足"の領域で制作しようと思っております。



2018/09/04

MHW (PC) - 初めてのMOD作り ~前編~




まずはじめに


MODは完全自己責任です。
MODにより他プレイヤーにも影響を及ぼす可能性があるのでシングルプレイまたは
MOD導入している事を説明して了解を得たプレイヤー(フレンドなど)だけに限定し、
救難信号やパブリックのマルチプレイは控えましょう。


前回の記事でもお伝えしたように現在Steam版 MHWは
ゲームバランスを崩壊しない裁量でMODを導入して楽しんでおります。

流石にPS4版で既に2周もしてればすっかり飽きてしまうものですが
MODのおかげで3周目が一番楽しいと感じてるこの頃。

日々少しずつではありますが色々なMODがリリースしています。
自身は衣装・装備系MODが特に好みで、新しいMODが登場しては
気分転換に装備デザイン書換MODを利用してます。



‥‥‥そしてそんな装備系MODに対して私はちょっとした願望があります。
それは過去に好きだったゲームのキャラクター衣装を導入してみたいということ。

TESシリーズやFalloutシリーズはMODの作品が圧倒的に多く存在しますが、
かつてそれらをプレイしていた頃はMODで楽しめたものの、
先ほど述べた自身の該当に当てはまるものがありませんでした。

「ならば自分で作ればいいじゃない!」と思いつくのですが、
Blender等のMODを編集するにあたって必須3Dモデルソフトをいじっては
結局全く理解できず挫折‥‥‥というのを繰り返していました。

なので"ちゃんとした"MODを一つも作ったことがありません。
(ただ一つあるとすればMinecraftのバニラスキンを弄ったくらい)



そんなMHWでも同じ症状が起こり、
今度こそ諦めず粗末な出来栄えでもやり遂げようと決起。

それからMHWのMOD作成についてアレコレ調べていると、
そもそもNexusmodsにテクスチャーを張り替えられるツールが
既にリリースされている事を知る。

■ Texture Converter
https://www.nexusmods.com/monsterhunterworld/mods/50


この紹介動画を見ているとPhotoShopで編集している事に気付き、
それならグラフィックデザインで生計を立てている自分でも出来るかも‥‥‥?

ということで既にリリースされているMODを解体したり動画を漁ったりして独学開始。



数時間後、テクスチャの張り替えはある程度理解できたところで、
次はいよいよどんなMODを作るのかテーマを決める。



そこで私はふと考えました。

"ハンティングアクション"なるジャンルを生み出したMHシリーズ。
マンガやアニメ、他ゲームタイトルとこれまで多くの他の作品とコラボして来ましたが、
自身はいまいち納得いかない点があります。

それはせっかく"ハンティングアクション"の土台を作ったのに、
一切派生作品とコラボしないこと。

MHWでFF14とのコラボを発表した時も
「そこじゃねぇよ!!」と思わずツッコんでしまいました。

それこそゴッドイーターとクロスオーバーしてヴァジュラとリオレウスを
交換してくれた方が異なる操作性でハンティングを行う新鮮さが生まれるのでは?
と自身は思っております。
(流石に討鬼伝のコーエーテクモとは企業間で色々あり過ぎたから無理は言えません)

そんなコラボについて思い返しながら自作MODのテーマを考えていたら、
ふと一つのテーマが決まりました。



"Soul Sacrifice"なんて一つどころかメチャクチャクロスオーバーしてたじゃん!
     ↓
そうだ、ならば"Soul Sacrifice"の何かを作ろう
     ↓
流石に自作でモンスターなんてどう考えても無理だから、
テクスチャの張替だけしか出来ないけど衣装を真似よう!



‥‥‥ということでさっそく制作開始。

今回起用したモデルは"Soul Sacrifice DELTA"の赤ずきんことメイジー(英名:Similia)。
選んだ理由は衣装の色気、雰囲気ともにどストライクだから。


次にMHWで存在する形状の似た装備のチョイス。



‥‥‥が全くと言っていいほど該当なし!

唯一イケる!と思ったのがゼノα頭ですが、上記画像でもわかるようにフードの上に
王冠のようなものがあり、王冠のテクスチャ自体を除去することは出来ても
発光部分のグロー効果は消せないため頭上で何か光ってるみたいな状態になったため却下。


※ 画像はPS4版です。

更に追い打ちをかけるようにMHWではメイジーのようなスカートは存在せず、
強いて挙げるならばブロッサムくらい。Steam版にはまだブロッサムはないので
これも却下。



‥‥‥なら結局無理じゃん。

この言葉が脳裏に浮かぶも、毎度の挫折するパターンだけは避けたかったので、
せめて形状は無理でも色とパッと見の雰囲気くらいはやってみようと思いとどまる。



悩みに悩んだ結果、アヴァロン系で所属してても違和感が全くない
ウルズαシリーズをいじることに決定。(魔:75くらいありそう)

ここから不要なものを除去して全体の色を赤に変えていきます。



自身の計画は以下のようになりました。

まずは頭。この手のゲームではお決まりの角、棘をとりあえず付けとけばいい的な
デザインを徹底的に否定(除去)。

無駄に生えてる棘とケープのような部分、およびボロ布の部分を全て除去。

腰はメイジーのイメージからかけ離れているので短くカット。
更に両側面の布は思い切って除去。

ウルズα足は装甲部分が腿まで伸びているので、
ストッキングの長さが似ている(だけ)のジャナフαをチョイス。



そして完成したものがコチラ。
(制作過程をイチイチSSなんかしていない)



ハッキリ言って似てないので、ただの赤ずきんモチーフのウルズαと命名しました。
とはいえ今後も引き続きブラッシュアップの予定なので"汚名挽回"したい(ジェリド感)

オリジナルはフードが目元深くまで垂れていたので、少しカットして顔が見えるように調整。
胴の布系は全て除去しました。胸元バックリ。

腰はどう頑張ってもスカートにはならないため、開き直って装甲部分を赤色に変更。
せめてどこかにメイジー成分を含めたかったので苦し紛れに
ジャナフ足のストッキング柄を変更して少しでも似せる。



アップだとフードのエイリアスが気になりますが、これはそもそもアンチエイリアスがあまり効かないMHWが悪い(言訳)。


操作時のカメラ距離だとこんな感じです。



ギルドカードだとこうなります。(何気に環境生物は既にコンプリート)




演出込みの画像。MOD制作を熟練した方だったら
もっとクオリティの高いものになるのだろうなァ‥‥‥
と思うと泣きたくなります。



最後に実際にプレイしている時の様子。
※ 紹介動画なので適当に一発撮りの内容です。そのためプレイヤースキルは気にしないで下さい。



過去いろんなゲームのMOD制作に興味を持っては挫折を繰り返し、
ようやく初めてMODを導入できるところまで制作できたことに満足。

当初のコンセプトであるメイジーを出来る限り雰囲気を寄せたいので、
今後は残る腕装備を作成して"幻惑師の右腕"に近いパーツを作成する予定です。



最後にMODの配布についてですが‥‥‥どうしましょう、作りが荒いというか
独学で見様見真似で作っただけに他のPCで正常に動作しない不安もあるので、
現時点では「ひとまず腕装備が作り終えるまで」一時保留しておきます。



■ 2018年 9月 6日 追記
Nexusmodsへ投稿しました。

リンクはコチラ
■ Vaal Hazak (a) Red Riding Hood
https://www.nexusmods.com/monsterhunterworld/mods/125