2021/08/18

Godfall - 気にするべきステータス項目、オススメの装備品・オーグメントなど (ver.3.2.206時点)



  以前、配信中に「気にするべきステータス項目はありますか?」「オススメの装備はなんですか?」といった質問を受けたことがあったので、今回は私個人の独断で選んだものをいくつか記載します。
 ただ、当然ビルドによっては装備や重要視すべきステータス項目は大きく異なりますので、あくまで"スタンダード" "汎用性"をコンセプトにした内容となっております。



Tips.1 - オーバーHPと耐性

 今回のアップデート(ver.3.2.206)により状態異常を中心に様々なシステムが変更となりました。
 生存に関する項目はオーバーHPの仕様変更。これまでは一部装備品に『オーバーHPを消耗しない』といった特性があり、これらを装備することでほぼMAX状態のオーバーHPを維持して戦闘することも可能でした。
 しかし今回のアップデートで『消耗しない』という機能は消失し、代わりに"体力"カテゴリのセカンダリに『獲得するオーバーHP +Any%』『オーバーHPの持続時間』といった項目が新たに追加。
 これにより以前とは異なり、セカンダリ項目に上記2項目が含まれる"体力"の装備品・オーグメントを意識する必要があります。

 そして生存率において最も重要な要素なのが"属性耐性"

 Godfallの"属性耐性"は言い換えると『防御力』のようなもので、耐性を上げれば上げるほど以下のメリットがあります。

 ・ 直接受ける被ダメージの軽減
 ・ 床に設置されたDoTダメージ
 ・ 状態異常やられになるまでの耐性


 恐らく最大HPを5,000近く盛って試練の塔に挑んでも、25~30Fになると「一撃で瀕死になる!」「すぐにオーバーHPが消し飛ぶ!」という体験をした方は多いと思います。
 もちろん災禍による影響もありますが、大半は各耐性が0~15%程度であることが原因でしょう。

 余談ですがこのゲームに登場する敵の9割は"物理属性"の攻撃持ちと言っても過言ではなく、いくつか例えるとニャック系は基本物理属性ですが、電撃を纏った攻撃や電撃弾、床に設置されたDoTは"風属性"になります。やたらと火を吐いてくる中ボスのトラックスも格闘攻撃は基本的に"物理属性"になります。

軽減の効果を比較して頂くため比較動画を作成したのでご確認下さい。

 ここからが今回のアップデートによる変更点ですが、"属性耐性"は上限が設けてありスキルポイント・上昇効果を合わせると上限は各属性57%
 ここから更に耐性を上げるためには、現ver.で新たに追加された『全耐性の上限 +Any%』という"体力"カテゴリ専用のセカンダリをセットする必要があります。

 被ダメージの軽減効果はオーバーHPにも影響するため、個人的には『属性耐性』というステータス項目を最も重要視しており、オーバーHPや耐性といった生存率に関わるセカンダリ候補は以下のようになります。

 この表は個人の試行回数による表であるため間違っている可能性があります。
あと「獲得するオーバーHP」「オーバーHPの持続時間」もMWの候補対象外だと予想しています。

 上記表をご覧いただくと『全耐性の上限 +Any%』は同"体力"カテゴリでもオーグメントには挙がらないため、全耐性の上限は装身具のみとなっております。
 『全耐性の上限 +Any%』の候補数値は個人の予想では3%だと判断しており、アップグレードによるブーストで6~7%と思われます。


 耐性上限を盛れば盛るほど硬くなりますが、あまり注力し過ぎると肝心のダメージ関係が劣ってしまうのでご注意ください。ダメな例として「デフォルトのダメージ軽減 -5%が合わさり"バリ堅"と化したイージスホーン先輩」を載せておきます。


 また、呪われたオーグメントに指定耐性の60%以上が発動条件になっているモデルが存在します。これらは上記表にもあるように装身具で上限を上げる必要があります。
 例として上記画像の「霧の帳」は冷却ビルドでは必要不可欠かと思いますが、発動条件が水耐性60%となっています。


Tips.2 - オススメの装備品 (武器編)

 ここからは上記で述べた項目も含めた装備品のオススメを一部記載します。ビルドや各属性に依存しない汎用性のある装備を紹介となっております。
 「あまりビルドを深く思考したくない」「どれを装備しようか毎回悩んでしまう…」といった方は試しに運用してみることを個人的にオススメします。


■ ロングソード
[ソード・オブ・カレッジ]
 ソード・オブ・カレッジは物理属性固定のモデルですが、全ロングソード中最も優れた性能だと個人では判断しています。この"投射物"は"爆発系"と異なり、多少近隣の敵から離れていても追尾してくれます。しかも「武器テクニックで状態異常を起こす」オマケつき。

[ドラズクルズ・レガシー]
 属性はランダム。Godfallにおけるバフ要素"祝福"を簡単に得られることが強みであるため、武器テクニックを使用後はメイン武器に切り替えるといった「引き立て役」として運用することを推奨します。

[アルコンの剣]
 属性はランダム。発動条件が多少厳しいものの、個人的には現ver.で追加された全装備品中、一番"ブッ壊れてる"装備だと思っています。
 単品でこの数値のため、後はクリティカルや武器テクニックダメージなどを盛る余裕があるというのが最大の特徴になっています。

サンプルとして能力値の調整が比較的簡単なイルミナで運用した内容を動画にしてあります。ソウルシャッターの蓄積量を確認できるかと思います。


■ デュアルブレード
[ストームフレイヤー] & [ツインドラゴン]
 本来は風属性固定ですが、試練の塔限定の「ツインドラゴン」にこのプライマリが該当するモデルは属性がランダムとなります。
 接近するだけでソウルシャッターの蓄積を与えるということと、デュアルブレードの手数がシナジー効果となっており、非常に高火力な武器です。


■ グレートソード なし
 グレートソードは元々クセのある武器種であるため、今回の紹介コンセプトである"汎用性"を配慮すると思い浮かぶ品はありませんでした。


■ ポールアーム
[レッドドラゴンテイル] & [サンフレア・デスティニー]
 本来は火属性固定ですが、試練の塔限定の「サンフレア・デスティニー」にこのプライマリが該当するモデルは属性がランダムとなります。
 オーバーHPを意識していれば、このプライマリを発揮する機会は多く、純粋なダメージ向上を図ることが可能です。

[トライアルランナー・ジャベリン]
 今回のアップデートで追加されたポールアームで属性はランダム。弱点を当て続けるとダメージボーナスがスタックしていくというもので、少々プレイスキルを要求されますが、後に紹介する指輪の「薄暮卿の印章」や"力"オーグメントの「確信」を併用すればそこまでスタック数を伸ばすのは難しくないと思います。


■ ウォーハンマー
[ヴァサラ] & [オブシディアンパック・モール]
 属性はランダム。テクニックで倒すたびにオーバーHPを確保できるため、試練の塔で雑魚敵はヴァサラで対処、エリートや中ボスはメイン武器を運用という安定した攻略が可能です。なお、このプライマリが該当する「オブシディアンパック・モール」はアプデ以前の仕様のままとなっているため、オーバーHPが唯一消耗しない装備品となっています。(修正される可能性は非常に高い)



Tips.3 - オススメの装備品 (装身具編)

 武器の紹介と同様、あまりビルドや属性に依存しない品を選んでいます。また、上記Tips.1でも述べた部位ごとに属するセカンダリ項目があるため、まずはじめに以下の表を掲載しておきます。

 この表は個人の試行回数による表であるため間違っている可能性があります。

 この表にもあるようにアミュレットとチャームは"能力値"カテゴリ問わずクリティカル系が付与する可能性があるため、セカンダリの厳選時に参照して下さい。


■ アミュレット
[裏切りのアミュレット] & [コロラバの遺産]
 能力値は"体力"固定。事故防止として優秀なので「迷ったらとりあえずコレ付けとけ」レベル。またTips.1でも述べた"体力"カテゴリ固定の装備品であることから、
 ・ クリティカルヒット率
 ・ 獲得するオーバーHP
 ・ 全耐性の上限
 ・ クリティカルヒットダメージ (マスターワーク)

といったセカンダリ構成が理想かと思います。
 また、追加DLC所有者はクラガニ限定のドロップ「コロラバの遺産」も視野に入りますが、セカンダリ項目が-1になることと、"能力値"カテゴリがランダムであるから自身の場合は精神衛生的に「裏切りのアミュレット」を推奨します。


■ チャーム
[獅子のタリスマン] & [メスラの星]
 能力値は"力"固定。アミュレット同様「迷ったらとりあえずコレ付けとけ」レベルの性能。ただチャームは属性に依存する品で激戦区となっているため、追加DLC所有者はモイラクス限定のドロップ「メスラの星」で獅子のタリスマン複合モデルを狙うのが理想かと思います。(個人的には更に"体力"モデルを追求)


■ 指輪
[薄暮卿の印章]
 能力値は"力"固定。アプデ以前は殆どのユーザーから見放されていたと予想できるC級品でしたが「"力"オーグメントの「確信」が仕様変更&下方修正」「状態異常を簡単に与えることが出来る」「冷却状態→全属性対応」「しかもテクニックで状態異常を起こせる」という変更によりAAA級品になりました。

[ツヴァイの抱擁]
 能力値は"体力"固定。ツヴァイの抱擁はアップデートによる仕様変更でかなりの下方修正となりましたが、それでも弱点を与えるたびにオーバーHPを獲得できるため、上記の「薄暮卿の印章」との相性が良いです。
 また"体力"カテゴリであるため、Tips.1でも述べた内容を参照にセカンダリ厳選することを推奨します。

[堅牢の指輪]
 能力値は"力"固定。チャームで紹介した「獅子のタリスマン」を装備できない場合は堅牢の指輪の運用を提案します。パリィするたびに発動するということと、「パリィ成功=弱点にテクニック攻撃を与えるチャンス」であるため有用性は期待できます。


■ ライフストーン
[アルコンの涙]
 今回のアップデートによりクリティカルヒット率およびダメージに下方修正が入りましたが、それでも瞬間的な火力向上が期待できるため、被弾してもすぐにライフストーン使用するのではなく、反撃のチャンス時に使うように心掛けておくと良いでしょう。


■ バナー
[メサのバンデロール]
 アルコンの涙と同様クリティカル関連に下方修正が入りましたが・・・※以下同文。

[黄金獅子の軍旗]
 バナーはライフストーンの10秒間とは異なり、長い設置時間であるため黄金獅子の軍旗による武器テクニックなどの回転率向上を期待できます。



Tips.4 - オススメのオーグメント

 オーグメントも同様に各属性やビルド、各ヴェイラープレートのオーグメント配列にあまり影響がない汎用性を意識。またボス戦、敵グループ殲滅など異なる状況も想定して内容を選んでいます。


■ "力"オーグメント
 "力"のマスターワークでは基本的に武器テクニックダメージを選ぶことをオススメします。(もし候補に挙がらなかった場合は弱点ダメージ)
 またローカライズの表示バグにより"武器テクニックのチャージ速度"と表記されているため、上昇する数値を目安に選択することを推奨します。
(1ケタ~14%前後は文字通りチャージ速度、18~22%前後はテクニックダメージ)
 どうしても不安な場合は面倒ですが言語を英語にして確認するとよいでしょう。

[楽園]
 クリティカルヒットを与えるたびにテクニックチャージが向上するため、クリティカルヒット率が高ければ高いほど期待値は大きくなります。

[火花]
 上記の楽園を付けたいけどクリティカルヒット率が低い…という場合はオススメです。装身具で紹介した「薄暮卿の印章」と合わせるとより効果的です。

[焦点]
 クリティカルヒットを与えるたびオーバーHPを少量ながら獲得できるため、手数が多いロングソードやデュアルブレード運用の場合はオススメします。

[回復力]
 ソウルシャッターを行うたびオーバーHPを獲得可能。こちらは手数の少ないグレートソード、ポールアーム、ウォーハンマー使用時でも期待できると思います。

[黄昏の花]
 "汎用性"と言いながらも唯一オーグメント配列に影響するオーグメントを記載。隣接オーグメントが"力"の場合発動するのですが、黄昏の花の有無でダメージ量は大きく異なってくるためイレギュラーの紹介をしました。

[確信]
 今回のアップデートで次の弱点への攻撃に下方修正が入り、弱点に攻撃できる回数は一度のみという仕様変更になりましたが、個人的にはアプデ以前は「確信は必須」みたいな状況から「ビルドに合わせて薄暮卿 or 確信」といった選択肢になったので良い調整だと思いました。


■ "精神力"オーグメント
 "精神力"オーグメントは基本的に「アルコンの憤怒」「バナー」「シールドスロー」に関わるオーグメントが多く、オーグメントのレアリティが上がるにつれ、配列を考慮しなければならないモデルが多い印象です。
 そのため、今回の"汎用性"を意識すると若干紹介できるものが少なくなってしまいました。
 アップグレード時のマスターワークも同じ理由で汎用性のある「テイクダウンダメージ」「アルコンの憤怒のダメージ」「体力」を推奨します。

[黒の種]
 類似した"精神力"レアオーグメントで「油断なき目」「天罰」がありますが、黒の種は両者を合わせたような性能となっております。
 これの有無でシールドスローの頻度が大きく異なるため、ドレインのコストパフォーマンスからして個人的に"精神力"カテゴリでのAAA級品だと感じています。
 そして「天罰」と比べると若干チャージ速度が高く、実際の戦闘だとテクニックで敵を倒すシーンが殆どである、いずれか1つ付ける場合は「黒の種」を推奨します。
(もちろん両方付ければ更にチャージ速度は向上)

[聖なる泉]
 床に設置されたDoTを一瞬踏んだとしてもこの聖なる泉のプライマリ効果が機能するため、"精神力"枠で入れるものがないという場合はとりあえずセットしておくことをオススメします。
「ダメージなんぞ受けなくね?」という豪の者は他のオーグメントを推奨します。

[因果の魂] & [小休止]
 上級試練の塔だと入室の試練開始時にランダムで「バナー使用禁止」のアクションが発生するため、あまり過度の依存は禁物ですが、プレイヤースキル問わず活用できるので紹介させて頂きました。
(意図的に攻撃を受け、アルコンの涙を発動させる・・・など)


■ "体力"オーグメント
 "体力"のマスターワークは個人的には「全耐性」を推奨します。数値は5~6%と低めですが、Tips.1でも述べたように数%が生存率に大きく影響します。

[神速]
 チャームで紹介した「獅子のタリスマン」が装備できない場合は指輪の「堅牢の指輪」とセットで運用すると更に効果的です。

[裂け目]
 アップデート以前でも優秀なレアオーグメントでしたが、現ver.は状態異常を簡単に起こせるようになったため、汎用性を鑑みてもダメージ向上の選択肢に含まれると思います。

[氷壁]
 パリィするだけで忍耐の祝福を獲得するので、敵グループ戦・エンドボス戦状況問わず機能します。耐性をしっかり上げた状態で忍耐の祝福を獲得すれば被ダメージは更に軽微になります。
 ちなみにレジェンダリーに「絶え間なき再生」という"大いなる忍耐"版がありますが、オーグメント配列やドレイン数の問題からコチラの「氷壁」を推奨します。

[鏡]
 弱点を攻撃するたびに"衰弱のしるし (敵の攻撃力ダウン)"を付与することが可能で、上記の氷壁と併用すると更に被ダメージを抑えることが可能です。

[歪み]
 近接攻撃を回避するたびに"大いなる幸運の祝福"を獲得します。(攻撃圏外に避けた場合は発動しないので注意)
 アプデ以前はスキルの"クリティカルヒットダメージ"レベル5に「数%の確率で"幸運の祝福"を獲得」という効果があったのですが、現在は「敵に"脆弱のしるし (敵の防御力ダウン)"」に変更されております。
 そのため幸運の祝福を獲得するには装備またはオーグメントの工夫が必要になったため、この「歪み」の有用性が上がったと感じています。




 画像も含めて非常に長文の記事となってしまいましたが、以上になります。あまり尖ったビルドは組みたくない・・・という場合の参照になれば幸いです。


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