2021/08/10

Godfall - "上層試練の塔"の攻略ガイド (ver.2.3.15時点) ※2022年4月28日修正・加筆



 先日は試練の塔のビルドサンプルとしてブルワークを掲載しましたが、よくよく考えたら「試練の塔」における注意事項などほったらかしだったので今回は改めて「試練の塔」の攻略ヒントでも記載しようと思います。
参照記事 - Godfall - ブルワークのビルド (試練の塔向け構成)

【2022年 4月28日追記】
Exaltedアップデートより追加実装された"高位試練の塔"については下記の関連記事をご参照下さい。
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第1回 ~(個人的お勧めの装備編)
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第2回 ~(敵の優先順位編)
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第3回 ~(被ダメージの検証編)



Tips.1 [試練の塔とは?]

 試練の塔とは現在のGodfallのエンドコンテンツの1種であり、場所は風の領域にあります。
 勇気のコインを20枚消費して入場することが可能で、リリース当初は階層に上限はありませんでしたが、今年2月に行われた"Primal Update"により30Fでクリアと仕様変更が行われました。
 このコンテンツはビルドの腕試しもありますが、上記で述べた"Primal Update"で追加された”原始”という銘柄のついた装備品が稀にドロップします。
 この”原始”がついたモデルは通常のプライマリ効果から1.2~1.4倍ほど向上した性能となっており、装備品によってはこれまで通常装備でセカンダリ厳選した一品よりも遥かに性能を凌駕するものとなっています。
上記画像は例として所有している確信の比較。
 セカンダリ構成は通常品の方が申し分ないが、原始モデルはプライマリ特性の次の弱点攻撃ダメージが44%も増加しており、この確信のみを装備したダメージ検証ではやはり原始品の方がダメージが大きかったです。



Tips.2-1 [装備構成 (オーバーHPの確保)]
 試練の塔では階層が上がるほど敵の攻撃が熾烈になるため、慣れないうちはオーバーHP関連と属性耐性を意識することをお勧めします。
 まずはじめにオーバーHPの解説ですが、上記4つを装備のうち「ヴァサラ」「ツヴァイの抱擁」「竜の眼」はプライマリ特性を一度でも発動すると確保しているオーバーHPが減らなくなるグリッチが存在します。※ メニュー画面を開くと消耗し始めます
(今後のアップデートで正しく機能するよう修正が入る可能性アリ)
 そのため上記のうちいずれか1つを装備しておくと塔攻略の安定感が上がります。
「装備構成の都合上でいずれも装備できない!」という場合はデメリットが伴いますが体力レアオーグメントの「剛勇」を装着してカバーするのアリです。

 これらを装備したあとはバナーやオーグメントのプライマリ効果でオーバーHPを確保する工夫があるだけで安定することでしょう。

【2022年 4月28日追記】
 LightBringerアップデートでの仕様変更に伴い、"オーバーHPが消耗しない"という効果は"オーバーHPの持続時間"に変更されました。
 いずれにせよ、ヴァサラを除く上記3点はオーバーHPの維持で重宝するため項目の削除はせず残しておきます。



Tips.2-2 [装備構成 (属性耐性)]
 次に個人的に重要だと思っている属性耐性ですが、Godfallにおける耐性は"防御力"のようなもので、耐性が低いままだと例え最大HPを5000以上にしても上層になってくるといかなる攻撃で簡単に消し飛びます。
 そして耐性は上限値が存在しており、スキルの"耐性"レベル5を獲得して初めて上限値が上がります。

 また、"Primal Update"で追加された上昇ボーナスのレベル20でも上限を上げることが可能になりました。

 それら耐性上限を上げると現バージョンの時点では57%が上限になるかと思います。
(例外として試練の塔の恩恵に耐性上限を上げる効果があります)

 属性耐性を上げる方法は色々ありますが、個人的には「指輪」と「体力オーグメントのマスターワーク」で全耐性を上げることを推奨します。「アミュレット」や「チャーム」にもセカンダリに耐性が付与しますが、これら2種の装備は攻撃関連のセカンダリも該当するため、優先順位は低いほうが良いと思います。
 また、個別の耐性がセカンダリに付与している場合、「物理」「風」を意識しておくと良いでしょう。現バージョンだと「火」「虚無」は主にボスが使用してくることが多く、「水」「地」は脅威となる敵はほぼ存在しないに等しいです。

 ちなみに体力のレジェンダリー オーグメントに「心の存在 (原始だと2%)」というものがありますが、ドレイン数30は負担が大きいのでレアやエピックのマスターワークで"全耐性+Any%"を選んで装着することを推奨します。
(プライマリ効果が"全耐性の上限"だったら優秀だと思います・・・てかそうして欲しい)



Tips.3 [テイクダウンの有用性]
 Godfallではブリーチ状態などの条件で発生するテイクダウン攻撃が存在しますが、試練の塔では盾持ち(アーマー値)の敵が幾つか登場します。
 これらを1体1体対処していると得られる鍵の本数も減っていくため、盾持ちの敵は率先してテイクダウンを仕掛けることをオススメします。

 スキル"テイクダウン"レベル5にスペクトラルテイクダウンというアクションが使用可能になりますが、これをフル活用すれば盾持ちも容易に対処することが可能です。
 また、ニャックガーディアン以外の盾持ちにはシールドスローロングソードの武器テクニックによる転倒効果を利用してテイクダウンを狙うのも有効です。

「1回のテイクダウンでは敵が倒れない!」という場合は精神カテゴリのセカンダリ効果に"テイクダウンダメージ"があるのでダメージ向上を図るか、上記2つのプライマリ効果で「君が!死ぬまで!殴るのを!止めないッ!」スタイルでひたすら殴り続けるのも有効です。
 ただし"力"オーグメントの天命を使用する場合、ヴェイラープレートのオーグメント配列で"力"の隣接に"体力"が2枠以上ある「メビウス」「タイフォン」「イージスホーン」のいずれかを推奨。
 他のフレームで天命を使おうとするとフリーオーグメント枠を使用することになるため、攻撃関連がかえって損なわれると思います。



Tips.4 [アミュレットとチャーム]

 アミュレットのレジェンダリーに「裏切りのアミュレット」というものがあります。
アミュレットで特に装備するものがない場合は事故が起きにくいのでオススメです。また原始モデルになっても僅か2秒伸びる程度なのでセカンダリの良品でよろしいと思います。

 チャームは試練の塔に慣れないうちは武器テクニックの回転率を容易に底上げできる「獅子のタリスマン」を推奨します。
 獅子のタリスマンは元々エピック品ですが、"力"カテゴリであるためセカンダリの厳選もそこまで厳しくないと思います。原始モデルになると武器テクニックチャージ関連はコレ1つで補える性能となっております。
 ただし、試練の塔には"精神の恩恵"に獅子のタリスマンと同様かそれ以上の効果があるので、その恩恵を得た場合は「コスメラのうろこ」「灰の隕石」「インフィニティの欠片」といった強力な属性装備に変更するといった途中変更する方法でも良いと思います。



Tips.5 [試練の塔の"災禍"]
 試練の塔では3階上昇するたびに"災禍"というミューテーターが発生します。
 ランダムで3種類抽選したうちから1つを選択しなければならない仕様となっており、試練の塔の攻略において、この選択で難易度が大きく変更します。

 今回は『私個人が思う災禍のTierランク(格付け)』を記載しておきます。
※ この格付けはあくまで"個人の"評価であるため、参考程度に閲覧して頂けたらと思います。

--- Tier 1 ---
(選んでも大きな影響はない)
 プライム系出現の災禍はエンドボス出現時にも同伴してきますが、優先的に倒せば問題ないため、私はこの災禍は一律Tier 1としています。
 また「風雲急を告げ」は"災禍"ではなく"恩恵"だと思っています。

--- Tier 2 ---
(多少影響ある)
 スクリーンショットを撮るのを忘れてましたが「ランペイジが発動していない時はテクニックチャージ減少」の災禍は個人的にTier 2としています。この災禍は現バージョンの時点では武器を切り替えながら戦闘しているとこの災禍効果が消えるグリッチが存在します。
(ただしメニュー画面を開くと再び減少する)
 「鈍る反射」は元々パリィ判定がガバガバなため、しっかりとタイミングを計れば問題ないためTier 2に揚げました。

--- Tier 3 ---
(恩恵のリカバリーが欲しい)
 同じくスクショ忘れですが、「時間経過でアルコンの憤怒減少」の災禍もこのTier 3に含まれます。
 これらは恩恵によるバフ効果(主にダメージ上昇系、耐性の上限)で相殺できると判断した内容となっています。

--- Tier 4 ---
(選んだ場合は長期戦必須)
 Tier 4では、これまで通りの戦闘だと苦戦する災禍を挙げました。
「見えざる敵」はTier 3で挙げた「激怒した敵」やTier 4「回復する敵」を併用するとエフェクトによって完全な透明状態ではなくなります。
 「苦境」はGodfallの無敵フレームがガバガバなので一見対した災禍ではなく見えますが、Tier 2の「鈍る反射」と比べると個人的な体感では50%以上短くなっている印象があったためTier 4としています。
(仁王2で例えるなら、軽装から重装になったくらい躱せなくなる)
 上昇レベル効果などで回避の有効時間を延長したリカバリーも試しましたが、殆ど改善できなかったため個人的に危険視しています。

--- Tier 5 ---
(ヤベェよ・・・ヤベェよ・・・)
 これらTier 5はグダグダになること必須のものを挙げました。
 「アビリティの代償」に関してはは『ノーダメージ維持してれば問題ないでしょ』という豪の者であればいいのですが、床に設置されたAoEに触れても減少するため、攻撃テンポが非常に悪くなります。
 「シールド障害」は一定間隔でダメージ無効になり、敵の総体力の数%ダメージを与え続けると解除できるというもの。
 この一定間隔が非常に腹立たしく、弱点が表示されたタイミングで再展開されて瞬間火力のチャンスを逃す結果で終わることがあります。
 また、Tier 3の「二重の運命」の併用でライフリンクの片方を仕留めきれなかったり、Tier 4の「回復する敵」の併用でダメージを与えられない期間中にみるみる回復されるという悪循環の危険もあります。

【2022年 4月28日追記】
 Exaltedアップデートよりいくつかの災禍が変更・削除されました。詳細は公式パッチノート(英文)よりご確認下さい。
https://www.gearboxpublishing.com/godfall-exalted-update-5-0-118/

 

Tips.6 [アルコンの憤怒、バナーに依存しない]
 リリース初期の試練の塔ではアルコンの憤怒の回転率、バナーを置くたびにライフストーンを獲得など長期戦を想定したビルドが活躍しましたが、現在はTips.5で述べた災禍システムにより入室の試練時に使用禁止の制限を受けたりします。
 これによりヴァーディゴを筆頭にアルコンの憤怒ビルドが事実上機能しないため、憤怒ビルドを組むにしてもダメージの基礎にあたるクリティカルやテクニックダメージを両立した方が良いでしょう。
 バナーも同様で、メサのバンデロールを設置した時の爆発的な火力向上が魅力であるものの、頼りすぎてしまうと肝心な時に使用制限を受けて思うようにダメージを出せない・・・という事態になります。

【2022年 4月28日追記】
 Exaltedアップデートより"上層試練の塔"入室の試練限定で発生していた災禍『アルコンの憤怒』『バナー』『ライフストーン』の使用禁止は削除されました。
(代わりにそれぞれの効果、またはチャージ速度が-50%の災禍が発生します。)

 

詳細にもっと記載する箇所はありますが、これ以上長文になるのは避けたいので主な攻略ヒントはここまでとします。

 次回アップデートで試練の塔にも追加DLCの敵が登場するのを確認しているので、今回記載した内容は修正することになりそうです。
 その場合はその都度当記事を加筆・追記していく予定です。


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