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2022/04/08

Godfall - Exaltedアップデートで変わったこと

 日本時間2022年4月8日にGodfallに無料アップデートで新たなゲームコンテンツ、新要素、新装備、コスメティックなど様々な仕様が追加・変更されました。内容については公式サイトのパッチノートに記載されております。(英文)
 URL - https://www.gearboxpublishing.com/godfall-exalted-update-5-0-118/

 上記リンクを和訳すれば変更・追加項目は確認できますがアップデートが来たのだから、せっかくなので今回はたまには記事を投稿しておこうと思い、アップデート内容から個人的に注目した項目をいくつか記載します。



① 状態異常の弱体化

 まず私が一番注目したのはバランス調整。前回の"Fire & Darknessアップデート"で大きく仕様変更となった「状態異常」のダメージが20%弱体化したとのこと。
これは個人的な意見になりますが、前回のアップデートで「状態異常」の有用性が高くなった半面、高火力を目指すと「消費攻撃」を前提とした構成となり、Primalアップデート時代よりもビルドの選択肢が狭まっている印象がありました。
 "Challenger Edition"から始めたユーザーにとってはただの弱体化であるため不満に上がる項目かも知れませんが、個人的には今回の調整は良い判断だったと感じました。
一応補足しておくと、アップデート直後数時間プレイしたところ『本当に20%低下したの?』と疑うようなダメージを確認できたのであまり意識する必要はないと思います。



② 獅子のタリスマンの弱体化

 エピック等級のチャーム装備「獅子のタリスマン」が遂に下方修正されました。
ただ、公式ページによると「レジェンダリー」と補足してあるので、もしかしたらエンチャントでエピック→レジェンダリーに昇格した際の数値調整なのかな?と予想。(エピック等級はアップデート前の数値を記録していないので正確な部分は不明)
今回の調整では50%低下したのはチャージのボーナス部分だけの模様。そのため著しくチャージが遅くなった印象は受けませんでした。

 この装備ひとつで武器テクニックチャージ速度が劇的に加速することからティアランクAAAになっていたユーザーは多いと思いますが、こちらもローンチ時代からチャーム枠がほぼ固定化されていたため、開発側としてはビルディングの幅を広げたいと判断したのでしょう。
個人の意見では「優秀すぎたから仕方ないわな」という感想ですが、単なる弱体化だとユーザーの不満だけが募ると思うので相対的にデフォルトのテクニックチャージ速度を少し上げるなどの工夫があっても良かったのではないかとも思います。



③ 各ヴェイラプレートの「欠片」機能

 前回の"Fire & Darknessアップデート"ではヴェイラプレートに明確な個性を与えるため導入されたと推測できる状態異常の特性ですが、単なるシールドスローで付与できるヴェイラプレートがいる一方で、極性攻撃やペトリファイスラムといったスキルポイントの消費が必要だったり、
長いアニメーションを必要とするヴェイラープレートがあったりと、個性というよりは優劣が目立ってしまったのでは?と私見では感じたのですが、今回の「欠片」機能でようやくヴェイラプレートごとの特性とビルドに合わせた柔軟性が発生したと予想しています。
 ただ、呪われた装備でもあったような解放条件が伴っており、ヴェイラープレートによっては「うわっ、これは面倒!」と感じた条件もいくつかあったので、この解放条件に関してはプレイ時間を無理に延命させてる感が拭えません。
今回の調整でペトリファイスラムのダメージ量が変化したのかは不明ですが、以前のままだとしたら意識していないと15体の敵を倒すのは正直面倒。

フェニックスとは異なりタイフォンの場合は上層試練の塔で15体倒すことが条件。



④ 上層試練の塔の"入室の災禍"調整

 試練の塔中盤~後半で発生する"入室の災禍"に調整が加えられました。以前は「ライフストーン」「バナー」「アルコンの憤怒」のいずれかが使用禁止になる制約でしたが、今回のアップデートにより下記の内容に変更されたようです。
・ライフストーンの回復量50%低下
・バナーの設置時間50%低下
・アルコンの憤怒チャージ速度50%低下

 そもそも災禍システムが導入された事の発端は、ローンチ~Primalアップデート前の「上層試練の塔」は階層に上限が無い単なるエンドレスモードで「バナー設置でライフストーン獲得」や「アルコンの憤怒チャージ速度ガン盛り」で(バグさえ無ければ)脳死で200階は踏破できるバランス崩壊っぷりでした。
 その状況を危惧したかのように「ライフストーン」「バナー」「アルコンの憤怒」禁止という災禍を導入した結果、それらを活用したビルドが文字通り"機能しない"という状況でしたが、今回の調整によりビルディングの幅も広がる・・・ハズ。(少なくとも精神依存のヴァーディゴはケツ浮いたと思います)



⑤ マルチプレイの復活システム導入

 これまではソロ、パーティ問わずHPが0になった場合は問答無用でライフポイントが消費されていましたが、今回のアップデートによりHPが0になった時は瀕死状態になりパーティプレイヤーの救助によってライフポイントの消費を避ける仕様になりました。
公式ページによると一部のゲームコンテンツでは救助する際にライフストーンを消費するとのことですが、実際に確認していないので詳細は不明です。
 しかしこの仕様によりパブリックマルチプレイに対する遠慮や抵抗感といった敷居は多少下がったと思います。(自身は一度もパブリックマルチプレイをしたことないので実際の状況は不明)



⑥ 倉庫のフィルタリング機能

 Godfallは装備・アイテムを管理するインベントリに上限が無いようで、30,000~50,000アイテムを超えているユーザーもいるそうです。
ルート系やハクスラ系を好む自身にとって、このフィルタリング機能は最も待ち望んでいた機能だったのですが、実際にプレイしてこの機能に触れた感想は「・・・フィルターとしては中途半端だな」でした。
この手のゲームジャンルはインベントリ管理が快適かつ分別しやすい事が重要だと思うのですが、今回の機能を導入する意識があるなら個人的には「名称の絞り込み」とか「★1、★2といったお気に入りのカテゴライズ」が欲しかったです。
 …とはいえ何も無かった頃と比べれば随分と快適になったので、可能であれば更なる改善を期待したいと願っています。



⑦ エンドコンテンツの追加




 今回のアップデートの目玉でもあるエンドコンテンツの追加は「高位試練の塔 (エグザルテッド)」と「精神の領界」の2種類。
この追加コンテンツの報酬で新たに「プライマリ2種類複合のオーグメント」「プライマリ3種類複合の武器」といった更なる厳選の底なし沼を味わえるアイテムが獲得できます。
 両ゲームコンテンツの詳細、ゲームモードの解説については長文になるため次回投稿予定です。

【2022年 4月28日 追記】
各コンテンツについて記載した関連記事をまとめておきます。
[関連記事] Godfall - "精霊の領界"について (4月12日加筆・修正)
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第1回 ~(個人的お勧めの装備編)
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第2回 ~(敵の優先順位編)
[関連記事] Godfall - "高位試練の塔"の攻略ガイド ~ 第3回 ~(被ダメージの検証編)




⑧ ストーリーの刷新

 Xbox、Steam版リリースに伴い新規で始めるユーザーに向けてストーリーミッションが刷新されました。
アップデート直後、試しに地の領界のファランクサーと戦闘するメインミッションをプレイしたところ、道中でモブっぽいプレートが随伴してくれたり、ギルデンコマンダーにガン処理されたグレイホークのソラスや、DLCで登場したフェニックス(名前忘れた)との会話が発生するなど、大きく変更されている印象を受けました。
 ただし「この刷新によってストーリーが理解しやすくなる」「いいストーリーだった!10/10!」という感想に繋がるかは別だと思うので、ストーリーを堪能したいという目的で購入検討している方はこれまで同様あまり推奨できません。あくまで今回アップデートにより"プレイ時間の浅いユーザーでも遊びやすくなった"と解釈した方がいいかも知れません。



 以上が個人的に注目した今回のアップデート変更・追加になります。その他バグフィックス、詳細等については本記事冒頭にある公式サイトのパッチノートよりご確認下さい。
 次回は文中でも記載したように「精霊の領界」の主なゲームフロー等、自身がプレイして気付いた点を記載します。
[参照記事リンク] Godfall - "精霊の領界"について

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