3年前ミーの時はミューが寂しそうに覗いたり、鳴いたり、
周りを回っていたなぁ…と思い出しました。
※ 2014年1月15日 撮影
火葬の準備が整う僅かの間、最後にもう一度だけミューの身体を撫でた時、
もう二度と触れる事はないという現実に正常を保てませんでした。
そしてミューともお別れの時がやってきました。
準備が整った報告を受けると私は急遽駆けつけてくれた兄に支えてもらいながら
ミューの固く、冷たくなった身体を丁寧に抱き抱えて火葬台まで運び、
花を添えて最期のお別れを告げました。
※ 葬儀の方に許可の下、ブログ上では不謹慎かと思われますが掲載しました。
扉が閉まるのを見届け、自室へ戻り火葬が終えるまでの約1時間、
「これからは猫達がいない生活が始まるのか…」
…そんな思考が過ぎりました。
かつて生活・風景の中で当たり前に起こっていた事はもうありません。
帰宅してドアを開けたらお迎えの姿。
座るとすぐに膝の上に乗ってくる愛しさ。
走った時に爪で床を蹴る音。
甘えて身体を擦り寄せてきた時の肌触り。
冷蔵庫を開けると物欲しそうに鳴く声。
悲しみの声を出すと心配して近寄り鳴いてくれた感情。
背筋を伸ばしたら足で押し退けてしまった柔らかい感触。
横になるとすぐに身体の上に乗ってくる重さ。
朝になって空気の入替と同時に駆け寄ってきた窓際。
ふと視線を向けると見つめ返し鳴いてくる愛嬌。
いつも毛繕いしていたクッションの空間。
もう二度と体験する事はありません。
ですが全て鮮明な記憶に残っています。
そしてその記憶はミューだけではありません。
ミーとふたりでいる光景です。
火葬を終え自宅にて骨壺に骨を納めて先立ったミーの隣に並べ、
ふたりが大好きだった猫の牛乳、若い頃よく食べていた缶詰をお供えしてあげました。
二つの骨壺が収まるサイズの仏壇も注文したので来月に届いたら
改めて綺麗にしてあげる予定です。
‥‥‥3年を経て一緒になったんだな。
3年間ひとりだったミーはもう寂しくありません。
これからは生涯ずっと共にいた姉妹と一緒。
また会う時はいつか分からないけど、かつてのように仲良くして待っていてね。
私はどんなに歳月が流れてもミーとミューは生涯想い続けます。
決して忘れる事はありません。
かけがえのない、愛し続け、何よりも大切な家族だから。
ミー、ミュー、本当にありがとう。
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