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2011/10/18

【ネコ】 ミューの容態が悪くなった。




数ヶ月ブログを更新せず…今回、急に再開したキッカケは
ウチで飼っているネコ。



以前に紹介したか忘れてしまいましたが、
この2匹の現在に至る生い立ちをブログを利用して記録しておこうと思います。


私がまだ小学6年になったばかりの当時、
住んでいた家の近所に『ペルシャ(♀)を飼っている家』
『錆トラ(♂)を外飼いしている家』がありました。

そのペルシャは血統種らしく、
たまたま家出をしてしまった時に錆トラとの間に子供が出来てしまった様子。

ペルシャを飼育していた家族は家出から戻った後、
妊娠していることに気付かず2匹の子猫が生まれました。



それがこのミーとミューです。



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当然、ペルシャを飼育している家庭は血統種なので、
『子供とはいえ雑種は飼えない』…との事。

父親である錆トラを飼育しているご家庭も
『飼育は出来るが父親同様に放し飼いになる』…と仰っていたそうです。

結果、引き取ってくれる家庭を募集したらしいのですが…
なかなか里親が見つからず、一時的に引き取っているペルシャの家族も
事情でそう長くは面倒見れない状況により、生後1週間を過ぎたくらいで保健所に
受け渡す予定だったそうです。


そんなペルシャの家族の悩みを耳にした私のオカンが
急遽、ウチで引き取る事にしました。



ミー&ミューと暮らす日々の始まりでした。



それから16年、共に暮らしていくなかで色々なことがありました。



兄が結婚することにより生活する家族が減り…

その1年後に両親の離婚でまた一人減り…

母親と二人暮らしして2年後、事情で私が一人暮らしをする事になり…

そんな環境もあってか、私の現在までの人生で
一番長く一緒に生活している家族が猫のミーとミュー。




もはやミーとミューは私の日々の生活で『当然』の存在でした。

16歳と高齢ながらも…そんな素振りを微塵とせず、姉妹で家の中を爆走する毎日。



しかし、今から4週間ほど前にミューの身体に異変があるのを発見しました。



アゴの下や、首の周りに『フケ』のようなカサブタがいくつも出来ていました。
また、爪の付け根が少し腫れておりました。

最初はダニなどによる影響なのかと思い、バルサンなどを使用したりして
大掃除の勢いで家を改善。

その後にミューをお風呂に入れたりして1週間ほど様子を見たのですが、
そのカサブタの範囲は広まる一方…。

とはいえ、ミュー自身は以前と変わらぬ元気。

放置して後の大事になる前に…と思い、
とりあえず動物病院に連れて行きました。



結果は爪の付け根に関してはバイキンによる炎症。



しかし一番最初に気付いたカサブタに関しては診察によると
『現時点では原因が断定できない』との診断結果。



とりあえずカサブタが出来ているうなじや首の周りには
洋服などを着せて刺激しないよう指示され、
爪の付け根のバイキンには『1日2回の抗生剤』と
『週に2回、10分くらい時間をかけて手足を薬用シャンプーで洗う』という
処方を頂きました。



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生まれて初めて洋服を着たミュー。



それから1週間後の10月15日(土)、の深夜に事態が急変しました。



突然、聞いた事がない苦しそうな鳴き声を上げ、
ミューを見ると大きく口を開け、下を伸ばして呼吸が非常に荒くなってました。

急いで抱きかかえ、お腹や背中をさすって顔を見ても、
眼を見開き焦点が定まってないように天井を見つめてました。



抱きかかえるのを止め、ミューを座らせて背中をさすると数回の嘔吐を繰り返し、
それが終わるとミューは一気に憔悴してしまいました。

吐血は見られないものの、今までに私が見たことのないミューの呼吸に
不安が募り、夜間の動物病院に連絡するも…土曜なのか応答せず。

それから憔悴して力が入らないのか脱力したミューを膝に抱え、
数時間かけて電話してみるも結局、応答されませんでした。



そのまま日曜日の朝までミューを抱えていたのですが、
夜中の様な異変は見られないものの…胸で呼吸するな感じで、その呼吸も荒いまま。

行きつけの動物病院は日曜日なので休診しており、
とりあえず一日このまま様子を見ておこうと決めました。



数日前まで元気に走り回っていたミューは、
一向に動こうとせず、どこか遠くを見つめるように瞳を開けたまま。
お腹もたった一日でげっそりと痩せてしまいました。

日曜日はミューの近くに運んだ水を少量飲む程度で、
いくら優しく撫でても一睡もしませんでした。



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じっと丸くなっている様子。全く動こうとしませんでした…。



結局、私も一睡も出来ず…月曜日を迎えた朝に職場に連絡して欠勤しました。
すぐに動物病院に向かい、土曜日からの出来事を伝え診察開始。

レントゲンや血液検査などを行った結果、ミューの心臓は活発に活動しすぎて
大きくなっているそうです。

その影響と高齢による原因で血液が円滑に循環されておらず、
その為か肺や肝臓にも影響が出ているそうです。

初日の診察で断定は出来ないが、白血球が一般の猫と比べる増加しており、
心不全の可能性もあると説明を受けました。



ほんの数日前までは元気だったのに…。



それが聞いた直後に自分が思った一言。
抗生剤による副作用で下痢になる場合はあるとの事だったでしたが、
原因で呼吸が乱れ、嘔吐をしたのも副作用であるかは不明だそうです。

食事も取らぬ状態だった為、このままだと衰弱してしまうので
皮下点滴と沈静剤を投与してもらい、帰宅しました。



診察によって少しは良くなってくれたら…と期待していたのですが、
やはりその後も時々水を飲む程度で、高齢用のレトルトフードなどを皿に盛っても
食べる素振りすらありませんでした。

お気に入りのクッションを敷いたダンボールの中で丸くなり、
息が荒いまま眼を閉じないで、じっとしているミューを見ていて
初めて色々と想像をしていまいました。



涙が止まらず、ただ撫でてあげる事と、見ている事しか出来ません。



16歳と高齢だから、いつかは『その時』が来るだろうと
思っていましたが、あまりにも突然でした。



今の自分は不安になりすぎているので、今日は私に出来る限りを尽くし、
ミューがまた元気に家の中を爆走する日が来るよう努めたいと思います。



久々の再開が非常に重い話になってしまい申し訳ありません…(((゜д゜;)))

今後はミューの様子に変化があればブログに残し、記録していこうかと思います。
ただ、そうするとしばらくは重い記事になるので
要所でこれまで通りと思える内容のブログを再開していく予定です。


長文となってしまいましたが、最後までご朗読ありがとうございました。


では。

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